カオソック国立公園までの乗り継ぎ

ミニバス(9人乗りワゴン車)に乗ってカオソックへ

プーケット出発;片道3500バーツ、往復7000バーツ

グラビ出発;片道3500バーツ、往復7000バーツ

スラタニー市内もしくは駅出発;片道3500バーツ、往復7000バーツ

ドンサック船着場出発;片道4500バーツ、往復9000バーツ

地元のバスを利用してみる

チケットは地元の旅行会社、もしくは直接バスの停留所で直接購入し、出発の2、3日前に購入しておくことをお勧めします。お支払いはタイバーツとなります。尚、下記以外でカオソック付近でタコアパという地区もあります。

スラタニー出発-カオソック着;140バーツ
6:00am-7:00am(毎1時間ごと出発14:00まで)
お問い合わせ電話番号<077 200032>

プーケットカオソック経由スラタニー着;180バーツ
6:00am-10:00am(毎1時間ごと出発14:00まで)
お問い合わせ電話番号<076 211977 >

バンコク出発-スラタニー着;419バーツ
8:50am-20:50(エアコンディション付長距離バス)
お問い合わせ電話番号<02 4347192>

フェリーに乗って

地元の旅行会社などでチケットを購入することができ、お支払いはタイバーツになります。更に詳しい情報は;www.seatranferry.com

<<シートランフェリー>>

サムイ島出発ドンサック船着場;120-150バーツ
5:00am-6:30am(毎1時間ごと出発18:00まで)

ドンサック船着場出発サムイ島;120-150バーツ
6:00am-7:30am(毎1時間ごと出発18:00まで)

<<ラジャフェリー>>

ドンサック出発パンガ;200バーツ
6:00am-8:30am(毎2時間ごと出発17:00まで)

パンガ出発ドンサック;200バーツ
6:00am-7:30am(毎2時間ごと出発17:00まで)

電車に乗って

チケットは地元の旅行会社を通して購入するか、バンコク駅にて直接購入することができます。バンコクの駅では行き先によって異なるカウンターがあり、英語を話すスタッフがおり、お支払いはタイバーツとなります。更に詳しくは;www.railway.co.th

バンコク出発スラタニー着;

<臨時急行列車>

8:05am-16:30;
2等席(指定)578バーツ

14:45-00:46am;
1等席(寝台指定)上席1179バーツ、下席1379バーツ
2等席(寝台指定)上席578バーツ、下席848バーツ

15:10-01:35am;
1等席(寝台指定)上席1179バーツ、下席1379バーツ
2等席(寝台指定)上席578バーツ、下席848バーツ

22:50-8:11am
2等席(指定)578バーツ

<急行列車>

17:05-4:02am
19:30-6:27am
1等席(寝台指定)上席1139バーツ、下席1339バーツ
2等席(寝台指定)上席698バーツ、下席768バーツ

<普通列車>

13:00-00:09am
15:35-3:02am
17:35-5:09am
18:20-5:39am
2等席(寝台指定)上席628バーツ、下席678バーツ
2等席(指定)468バーツ

飛行機を利用して

バンコク(スワナプーン空港)出発プーケット着;
7:40am-9:05am
10:45am-12:05
12:25-13:45
16:00-17:20
19:15-20:35
22:40-23:59
お値段などは詳しくはこちらから;http://www.thaiair.com/

バンコク(スワナプーン空港)出発グラビ着;
8:00am-9:20am
13:30-14:50
16:50-18:10
お値段などは詳しくはこちらから;http://www.thaiair.com/

バンコク(ドンムアン空港)出発スラタニー着;
9:35am-10:50am
17:15-18:30
お値段などは詳しくはこちらから;http://www.thaiair.com/

カオソック国立公園内で守って欲しいこと

カオソックの道路や小道へごみを捨てないで下さい。プラスティックの容器や食べ物の入っていた袋などが、タバコの投げ捨てやポリスチレンパックなどとともに一般的な問題となっています。カオソックを出る際には全て持ち帰るようにして下さい。

道を歩く際には思いやりのある振る舞いにて、森林内にはトイレなどはありませんので、汚物は土に埋め、ティッシュなどは燃やすようにして下さい。公園にはタンポンなどを含む、生理用品は一切放置せず、持ち帰って下さい。トイレは水路周辺では行わないで下さい。供給されている洗浄水を汚染することに繋がります。

カオソック国立公園内では決して木を切り倒したり、燃やしたりしないで下さい。もし、公園内で火を起こす必要がある場合は、既に立ち枯れている木々を使用し、終わったら中途半端に燃えたプラスティック製品や缶などを放置せず、きれいに片付けなければいけません。これらの放置は、動物たちにとって深刻な問題となっており、確実に消化し全てごみを持ち帰って下さい。

野生動物を絶対に捕まえようとしたりしないで下さい。第一に野生動物であり傷つけるようなことがないように、第二に動物たちにストレスを与えてはならず、動物として自ら餌を探すという習性をなくさせる事に繋がります。もし、他の誰かが野生の動物を捕まえたり、例えば、種を集めたり木を切り倒すような事をする事で、野生の生活を乱すようなことをしている人を見かけたら、直ちに国立公園本部へ報告して下さい。

川や滝に入る際にはあまり肌を露出しないようにして下さい。タイの文化は他の国々、特に西洋文化とはかなりことなり、裸で泳ぐことは罪となります。

公園内の小道で危険を冒すような、例えばバイクや車を乗り入れるような事はしないで下さい。これらの侵食は野生の生活に大きなダメージを与え、その騒音は公園中に鳴り響き、動物たちに恐怖感を与えることでしょう。

以上のシンプルなカオソック国立公園内でのルールを守りさえして頂ければ、後世までこの野生生活を伝え、守ることができることでしょう。これらのことを考慮し、この地域の美しい自然、地元の文化、伝統を尊重して頂ければと思います。

カオソック地区の脅威

森林伐採
タイの空中写真によると、1961年にはタイ国の54%が森林に覆われていましたが、2005年には28.4%(145200km2)に減少し、原生林はこのうちの44.4%(64 510km2)となりました。 森林環境は年々減少傾向にあり、2000年から2005年の間には一年ごとに588km2 、0.4%の減少を続けており、この統計も1989年の森林伐採禁止令の制定前の0.6%減少に比べればほんの少しではありますが、減少が食い止められていると言えます。

不法な森林伐採
1989年に森林伐採禁止令が制定されたにも関わらず、1990年から2005年の間にタイは、森林の約9%、約14000km2が失われています。調査では木材が伐採され、ミャンマーへの密輸が行われ、ミャンマーの木材として、もしくは、1997年から1998年の間、メーホーソン県のサラウィン国立公園の30%の木材として登録されました。この産業は力を持った軍や政府に関係者によってコントロールされています。林業の職員たちは、遠隔地での不法な仲介材木業者により雇われた暴力団関係者への伐採禁止令の取り締まりは難しいとしています。更にタイのいくつかの村では伐採による林業により、生計を立てている人々がいるのも事実です。

農園
1990年から2005年の間に、4600km2の農園がタイに造成され、2005年時点では、全体としては30 990km2、農園はタイの全森林面積の21.3%を占めていました。
森林の占有地の定義より農園が考えられるようになってから、実に農園造成が難しく、どんなに多くの野生の生息地が失われるのか、計り知れないものがあります。ゴムの木のような農園はそれらが倒され、更に植樹され、35年分もの経済効果となります。農園の境界線を自然の境界線へと不法に侵食させることは、今日ではとても容易いことと言えます。

土壌の侵食
多雨林は土に直接少量の日光をあて、細塵をまれに乾燥させることで、土壌の侵食を最小限にとどめることができます。更に空を覆う緑は、土に直接的にあたる雨を防ぐことで、数メートルから数センチの間で土壌の侵食を防いでいることになります。この天蓋がなかったとしたら、その雨は何千メートルと土壌を侵食することでしょう。

密漁
2007年の3度にわたり確認された最新の資料によると、タイに認可された国立公園には2000頭の野生のトラが生息するとしています。トラは主に中国にて、彼らの皮や体の一部を薬として、お土産物の市場での販売のために、密漁され野生で生息する数の減少が最も深刻な問題となる動物の一種です。問題の一つとしては、当局がトラの売人に少額の罰金を払わせ、彼らが監獄に入ることを拒むという現状です。最も厳しい刑罰は 、3年間の禁錮と40000バーツ(約14000円)となります。しかしながら、50から100人の逮捕者からはたったの2000バーツ、約666円程度の罰金が科せられるのみというのが事実です。世界野生動物基金は、絶滅の危機に瀕している動物の不法取引は、少なくとも、年間2億バーツ、約6千7百万円にはなっていると見積もっています。密漁中、象牙、ワニ、トラは、全体の約85%を占めています。

不法な観光業
公式の統計によると、2007年度にカオソック国立公園を訪れた観光客は82020人とされています。カオソック国立公園への許容量は未だ知られておらず、もしあまりにも多くの人々がカオソック国立公園を訪れた場合には、野生生物が減少する危険性があります。もちろん旅行者は歓迎され、入場料が設定されてからは、事実、公園の修復やこの地域の保護に使用されています。

カオソック国立公園の自然保護と観光事業

森林警備隊員
ほんの一握りの森林警備隊員ではありますが、カオソックをパトロールしてまわっています。これらの警備隊員たちはこの地域を保護するための知識と方法を知っています。最も重要なことは、彼らがこの地域を保護維持していかなければならないことを理解していることです。

ボランティア団体
多くの団体がカオソックの絶滅の危機に瀕している種の保存に努めるべく、ボランティア活動を行っています。

深い知識
カオソックの自然維持の重要性を理解し始めた人々は年々増えてはいますが、更に浸透させるにはまだまだ時間がかかることでしょう。

刑罰
不法伐採に関する刑罰は更に厳しくなってきています。

エコトーリズム
2002年を、タイは“エコトーリズムの年”とし、タイにおけるネイチャーツアーに注目し、人々へ観光に関する知識の提供とともに、継続的な観光事業に関する研究の奨励を行う事としました。

自然保全のための国際労働組合(IUCN)は世界で最も歴史のある最大の国際環境組合のネットワークであり、1000以上の政府機関と、更に160カ国以上から集まる機関から成り立っています。彼らは人類と地球の間に横たわる環境問題についての解決策を模索しています。国際自然保護連合(IUCN)は1963年にレッドリストを作成、世界中の絶滅の危機に瀕している動植物を取り上げ、いくつかのカテゴリーに分けています。

EX;Extinct;絶滅
EW;Extinct in the wild;野生絶滅
CR;Critically Endangered;絶滅寸前
EN;Endangered;絶滅危機
VU;Vulnerable;危急
NT;Near Threatened;準絶滅危惧
LC;Least Concern;軽度懸念

今現在、41415種が既にレッドリストに記載されており、16306種が今後のレッドリストへの記載を検討されています。

SITESとは?
絶滅の危機に瀕している動植物に関する国際会議(SITES)は、同じ1963年に80カ国の国々が集まり開かれ、今日では172カ国が集まる大きな会議へと発展してます。この議会での同意は自発的なものであり、正式な同意のもとに参加した団体からの公式な同意のみとなっています。その後、1979年に修正され、1987年に実施、更に2度目の修正が1983年に行われていますが、実施はされておらず、十分な同意を得られなかったとしています。

この同意には3つの付録の中に、33000種の動物と植物が関わっていると言われています。

付録Ⅰ;このリスト内には絶滅の危機に瀕した約800種が記載されており、何らかの事情がない限り、それら全ての輸出入が禁止されています。付録Ⅰに記載されている中で、既に飼育下におかれている動物もしくは栽培されている植物の輸入は付録Ⅱの標本へと考慮されます。

付録Ⅱ;このリストへは絶滅の危機を危惧されている32500種が記載されており、これらの種の輸出入は厳密に規制されています。万が一輸出入を行う場合は許可証の発行を必要とします。

付録Ⅲ;このリストにはメンバーとなる国々からの他の団体へのモニターや保護の援助のあった170種が含まれています。これらの種は絶滅が懸念される程ではありませんが、輸出の際には証明書が必要とされ、原産地証明書の発行も必要となります。

カオソックの人々

5万年〜3万7千年前
3万7千年〜5万年前の時期にボルネオに人類が居住していた事は立証されており、これらの人々が最後の氷河期の終わり、約1万年前には、タイへ移住して来た者たちがあったと言われています。事実、この二つの陸地は大変似通った環境であったため、これらの人々にとっては、大変住みよい環境であったと言えます。 例えば、 巨大な竹の種で知られるGigantochloa baluiは、通常、ボルネオでしか見ることがなく、決して他の地域で野生化することはないと言われ、特に栽培に適さないこの種の竹でさえ、ボルネオからタイ半島へ持ち込んだ者がおり、実際発見されています。

1800年代
ラーマ2世の時代にカオソックに人が住んでいることを、初めて記録に残しています。この時期、ビルマ軍が南西の海岸沿いの町を攻撃しており、多くの地元の人々がジャングルへと安全を求めて逃げ込んでいます。移住により得た土地には多くの動物たちと肥沃な土壌、河川があり、更に多くの人々が移住することとなりました。

1994年
この地で流行病が発生し、多くの住民を死に至らしめ、生き残った人々は、本来の土地へと戻って行きました。その時、この村は“バーンソップ” と言われ、“死の村”として知られるようになったのです。 当時の山は“カオソップ”、“死山”として知られ、今日の名前の由来となっています。

1961年
401の道路がスラタニー県のプンピンからパンガー県のタクアパの間を繋ぎ、作物が栽培され、多くの人々とともに現代の兵器や道具が運ばれ、本来ある自然にとっては少なからず問題となっていきました。木材業、タングステンやスズの採掘業はソック川沿いの熱帯雨林にて行われ、土壌の侵食と共に沈殿物による川の水が茶色に変化するという現象が始まりました。

1970年代
タイの学生たちは共産主義の暴動に加担、カオソックに要塞を建て、秘密基地としゲリラ戦を企てました。1975年から1982年の間に、これらの生徒たちはタイの軍隊とのみならず、木材業に関わる人々、坑夫、狩猟を行う人々からも身を隠していました。

更にタイ政府とタイ国発電公団法に基づくタイ国発電 公団はカオソックは南タイランド地域を賄う大きな水力発電に適した土地であるとしています。一方、国立公園事業部は更に研究を重ね、生物の多様性からこの地を国立公園として守っていく価値のある地域であるという結論に達しました。

1980年11月22日
カオソックは国立公園として認定されました。

1982年
タイ国発電 公団(EGAT)は、パセーン川を塞き止め、165平方キロメートルの湖を国立公園の境界線の内側へ造ることで、ラジャプラハダムを建設させました。このダムは今では主要な観光地となった、南部一帯を賄うだけの電力を供給するために建てられました。更にタイ国発電 公団(EGAT)は湖近くに生息する動物たちが、ダム建設後も更に生息し続けることができる環境造りを心がけるとともに、南部で最も大きな発電所となりました。しかしながら、発電所の建設とともに、いくつかの種が何らかのストレスにより死に至り、1995年の調べでは、川に生息する魚類のうち、約52種が深い湖での生活に適合できず、生存できなくなっている事が確認されています。

カオソックの歴史

4億3500万年〜3億8000万年前の石炭紀
シャンタイの陸地の侵食は、小石を大きな川へ三角州状となり流れ込み、多くの堆積物を産みます。そしてこれらの沈殿物は盆地を形造り、海へと流れ込みます。100年以上の年月をかけて海はより浅く温かくなる事で、サンゴ礁や他の海洋生物にとって、とても住み良い環境が出来上がったのです。

2億8000万年〜2億2500万年前の二畳紀
石灰岩(炭酸カルシウム)は海洋生物の生息地となるサンゴ礁を形成し、その長さはオーストラリアのグレートバリアリーフにも勝る長さを誇り、北は中国から南はボルネオまであったと言われています。以上のことから、カオソック周辺地域とタイのグラビ、中国の桂林、ベトナムのハロン湾、ボルネオのサラワックのいずれも、とても似通った地形をしていると言えます。

3億5000万年〜2億6000万年前のガロー氷河期
氷の溶解により海面が上昇するとともに、サンゴ礁も成長を進めていきました。

氷河期の終りは降水量が上昇、浸食/堆砂を繰り返し、結局はこれらの富裕な海洋生態系は、沈殿物の層へと沈没することとなりました。以上のことにより、大きな圧力とともに、地下何百メートルにも及ぶ沈殿物により、今日私たちが目にする石灰岩の岩山を形成することとなったのです。

1億3600万年前の白亜紀
花崗岩(カコウガン;石材として使用される際に御影石と呼ばれる火成岩の一種)のマグマの圧力により形成された溶解状態の花崗岩と堆積岩(タイセキガン;既存の岩石が風化・侵食されてできた礫・砂・泥、また火山灰や生物遺骸などの粒子(堆積物)が、海底・湖底などの水底または地表に堆積し、続成作用を受けてできた岩石)との間で化学反応を起こし、タングステンとスズを蓄積させる結果となりました。

6600万年〜300万年前の第三紀
インドプレートとユーラシアプレートの衝突により、ヒマラヤが形成され、タイの陸地が時計周りに東南へ移動しました。石灰岩、砂岩、花崗岩の岩石は隆起、屈折し、雨や川の水により浸食され、地上に姿を現すこととなったのです。

現在
雨水は多雨林の落ち葉に浸透し、流れる酸性の水によって、石灰岩は侵食され、私たちが今日目にする美しいカースト地形へと変化を遂げたのです。

カオソック国立公園の土壌

科学者はかつて肥沃な土地として熱帯雨林の植物群を考えていましたが、雨は全ての落ち葉などの地上の有機物質までも流し、水分は酸性と変化します。その酸は、土に含まれるミネラルを溶解、分解させます。 以上のことから‘oxisols’ として知られる赤土が多くの鉄分(Fe)とアルミニウム酸化物と低い珪酸分(SiO2)を含んでいると言えます。熱帯雨林の植物は土壌自身がもともと持っている微量の腐朽葉物からの養分を得ています。
カオソック国立公園は40 % の山麓の丘、27 % の多雨林の平野、15 % の石灰岩に自生する植物、15 % の低地低木、3 % の熱帯雨林( 600-1000 m)から成り立っています。
この地域の熱帯雨林は、1億6000万年以上以前より続く、タイでは特に赤道直下に残る世界最古のジャングルとなります。この地域の気候は陸が比較的狭い上に両側を海に挟まれているため、比較的氷河期の影響を受けることなく、 地球上の他の地域では干ばつなどにみまわれた時でさえ、カオソック地区は熱帯雨林を存続させるのに十分な降水を保ち続けました。
動植物の多様性にいたっては、氷河期の時期にマレーシアやボルネオとインドネシアの島々が陸続きになるまで、海面が下がったために、この時期に多くの有機体の基礎を形成させ、発展させていきました。
カオソックには通常の熱帯雨林と常緑の熱帯雨林の両方があり、1ヘクタール(10,000m²)の土地に200種の異なる花々が生息すると言われています。
カオソックはカースト地形の石灰岩の岩山で知られ、その地域のほとんどが海抜200メートル、標高平均400メートルとなり、カオソック国立公園の中で最も高い山は960メートル(日本では葛城山、丸山、日隠山登山口など)にもなります。
野生動物の生息が確認されているものとして、哺乳動物が18種、鳥類311種、コウモリ38種、爬虫類(未確認)、昆虫類(未確認)が上げられます。