カオソック国立公園の地理、降水量

カオソック国立公園はその広さ739平方キロメートルを有し、周辺地域のカオソック(740km2)、スリパンガ( 246km2)クロンパノム(410km2)の各国立公園、クロンセーン(1156km2)、クロンナカ(480 km2)の両野生動物保護区を合わせるとちょうど3000平方キロメートル強となります。
カオソックは南タイランドのスラタニー県にあり、スラタニー県の東部(120km) とタコアパの西部(60km)をまたぐ形となります。更に、クロンイェとクロンプラサン熱帯雨林へと繋がっており、詳しくは、バンタクン郡グライソン、カオプン村とスラタニー県クロングソック、パノム村 へと繋がっています。
カオソックはタイの中でも最も降水量の高い地区となっており、年間3500mmと言われています。(因みに日本は年間1718mm)高山を有するこの地域において北東の太平洋、南西のインド洋からの季節風などが起因しており、中でも5月から11月にかけてが雨が降りやすい雨季にあたり、11月から4月が乾季と呼ばれ、雨が降りにくい季節となります。

カオソックが国立公園として認可がおりるまで

最近、カオソックでのお仕事が続き、ブログ更新をかなりさぼってしまいました。
今日は少し、カオソック国立公園について話そうかと思います。
739平方キロメートルという広さのカオソック国立公園は1989年12月22日にタイで22番目の国立公園として認められました。タイでも最も美しい国立公園の一つに数えられ、その広大な敷地の中にはラチャプラパダムにより形成されたチャウラーン湖とともにクロンセーン野生動物保護区が含まれます。
セーン運河、イェー運河、スラタニ-県周辺地域にて行われたクラヤウッドプロジェクトの地形、空中調査により、県の森林課は1976年10月7日にこの地域を覆う多種多様な木々、植物、滝、小川、洞窟、野生動物の生息により、国立公園としての認可を受けるだけのものを有すとし、申請を行っております。この森林課により申請された国立公園としての認可の際、この地域にはゲリラ兵が居住していました。結果、この地域が国立公園としての認可は引き伸ばされ、調査が続けられ、2度目の調査は1978年2月27日に行われています。
カオソック国立公園はタイの国立公園として、森林、景観、崖、滝、洞窟、多種多様な木々、植物、その他今後の国の観光事業の利益となり、環境学習にも関わる野生動物の生息区域の保護が見送られたわけです。
森林課によりカオソック国立公園としての申請が行われ、認可が下りるわけですが、この地域にて盛んに行われていた森林業を国立公園としての認可を下ろすためには他の地域へ移動させる必要があり、最終的に国によりスラタニー県パノムへの移動の認可がおり、長い年月を経て、ついに1989年カオソックは正式に皇室新聞にて国立公園としての認可を受けることとなりました。

エレファントヒルズ3

旅行2日目です。
朝8時から朝食。昨日はぐっすり眠れたという報告を受け、一安心。ゆったりとした朝食後、9時半頃、ジャングルトレッキングに出発です。お客様お二人とジャングルシェフ、私の4人は、昨日散策に出たソック川をいかだで渡り、ジャングル入り口でジャングルでの昼食の準備をしなければならないシェフと別れました。その後は3人で時々立ち止まっては竹の話をしたり、籐ややしの木、ゴムの木の話をしながら進みます。エレファントヒルズのジャングルトレッキングは子供から大人まで幅広く楽しめるソフトアドベンチャーとなっており、普段から運動していらっしゃる今回のお二人は、お安い御用といった感じでした。2回目の休憩の際に、ジャングルシェフの用意してくれた豚肉のバーベキューや鶏肉のココナツミルクスープ、タイハーブ入り入り卵を、各自渡されたココナツの器に入った白米に、ぶっ掛け飯となります。しばし休憩の後、残り30分かけて出発地点の川岸に到着、いかだで橋を渡って終了となります。
テントへ戻り、シャワーを浴びて帰り支度を整え、2時のチェックアウトとともにプーケットへのバスに乗り込みました。帰りのバスは、適度な運動の後のやんわりとした疲労のため、ほとんどの人がホテルまでお休みになります。ホテルには午後5時半ごろに到着しまいした。
今回もまた、とっても楽しいカオソック1泊2日の旅となりました。お客さんもそう思ってくれてると信じています。
今回参加したツアーはエレファントヒルズにてご用意しておりますパッケージツアーの中のジャングルサファリ2日間になります。ご興味お持ちの方がいらっしゃいましたら、下記のウェブサイトにて、詳細を掲載しております。
http://www.elephant-hills.com/japanese/

エレファントヒルズ2

前回のカオソックへの旅の続きです。
プーケット島から本土へ入りパンガー県を抜け、スラタニー県のカオソック国立公園のあるエレファントヒルズへと向かいます。時間にして約3時間となりますが、車の中ではいつもいろんな話をお客様として過すので、あまり長く感じたことがありません。今回は特にお客様との会話に、常に笑いがあり、大変楽しい時間を過ごすことが出来ました。
エレファントヒルズに10時半ころ到着。まずはチェックインをしてお昼までの時間をお部屋でゆっくりとした時間を過ごして頂き、12時からメインダイニングで昼食。
今日のアクティビティーの最後に、当日無理にお願いして地元のワットリン(猿のお寺)に行くことになったので、いつもより30分早く1時にカヌーによるソック川散策へ出発。タイ人のスタッフが漕いでくれるので、楽チン、リラックスムードな中、大きなトカゲを発見して大騒ぎ、残念ながら、期待の猿や、雨季には良く見かけるヘビには出会えず、途中、岸に上がりタイ人のスタッフが火を起こし、お茶を入れてくれます。その間、3人で川に飛び込み、タイ人のスタッフも交えて川での泳ぎを楽しみました。約1時間半の散策後、ゴール地点に下ろされ、そこからジープでエレファントキャンプへ向かいます。
今回、エレファントトレッキングが初体験のお二人に、まずはアジアゾウについて、タイのゾウについてお話した後、エレファントトレッキングに出発しました。ゾウさんは基本的にはとっても繊細で優しい動物ですが、やっぱりゾウによって性格が微妙に異なります。今回私たちを乗せてくれたゾウは2頭ともとってもおとなしい、優しいオスとメスの2頭でしたが、オスはやはり前を歩き、メスはオスの後ろを静々と歩く感じで、昔気質の日本人のようだと思いました。エレファントトレッキングも時にはリスやサルに出会えますが、今回はリスに1匹出会えただけでした。その代わり、途中、気を良くしたのか、ゾウ使いの一人がカレン族に古くから伝わる歌を歌ってくれました。山岳民族のカレン族たちは彼らだけの言葉を話し、タイ北部にはその他リス、アカ、ヤオ、モン族などいくつかの少数民族が住んでいます。今でこそタイ語を話しますが、その昔は共通の言葉を持っていませんでした。そんな頃、カレン族の男性が他山岳民族の娘に山で出会い、一目ぼれをしました。最初は言葉が通じないので自分の思いを伝えることができませんでしたが、その後、長い年月が流れ、再会した際には自分の思いを伝えることができたということです。
エレファントトレッキング後はお客様のご要望にお答えし、ワットリンにジープで向かいました。サルがとにかく大好きだというお客様は、とっても喜んでくれました。
エレファントヒルズに戻ったのはいつもよりも1時間くらい遅い6時頃になってしまいました。一度、テントに戻り、6時半から明日のジャングルトレッキングに備え、ジャングルに関するフィルム上映があります。7時から地元の子供たちによる伝統的なタイダンスショー、7時半から今夜はパッタイ(タイの焼きそば)のデモンストレーションがあり、試食後、8時からみんなでテーブルをかこんでの夕食となります。今夜は他にお客様がいらっしゃらなかったので、3人で気兼ねなく、お友達のように夕食を楽しみました。今日一日を満喫した私たちは、9時には眠くなってきて、特に私はお客様に目が三日月になっていると言われ、就寝ということになりました。

エレファントヒルズ1

私の働くエレファントヒルズは、バスルームを有するラグジュアリーテントと呼ばれる宿泊施設での滞在とともに各種アクティビティーを提供するツアー会社となります。私はそこで日本のマーケットを預かる者として営業、ご予約からお客様のお世話兼日本語ネイチャーガイドとして奮闘する毎日です。
今回はお二人のオーストラリアからいらした日本人のお客様を迎え、ジャングルサファリ1泊2日の旅にご同行させて頂きました。
パトンのホテルへお出迎え、待ち合わせの場所に着くとお客様がまだいらっしゃらないご様子でしたので、フロントでお客様のお部屋にお電話したい旨を伝えると、フロント横に内線専用の電話があるとのこと、電話に向かって数歩足を進めた途端に後ろから元気な声で私の名を呼ぶ声がしたので、振り向くと、そこには私のお客様らしきお二人が立ってらっしゃいました。なんだか不思議なもので、今まで一度もお会いしたことがないのに、初めて会った感じのしないお二人に、大変親しみを覚え、楽しい旅になることを直感しました。
それからバスにのり、プーケット島から本土へ入り、パンガ、スラタニーと抜け、カオソックへ向かいました。途中、カフェによりいつものようにトイレ休憩とお茶を楽しむ予定でしたが、その日はタンブンにてカフェがお休みでしたので、トイレだけ借りることにしました。その日はタイの人々はお仕事をお休みし、お寺へ参拝に行く日で、日本のお盆の様にご先祖様が各お寺へ帰ってくる日だそうです。特に、地獄に落とされた人々は閻魔様より地獄の苦しみから解放される唯一の日となり、地獄の底から地上へ這い出してくるそうです。そのご先祖様の姿はみんな縦にひょろ長く、子孫にあたる人々が持ち寄るお供えものを貰って、また地獄に戻って行くそうです。万が一、子孫がお菓子などの食べ物をお寺へ持ってきてくれなかった場合は、枯れ草などを掴み、帰り道々、子孫の不幸を唱えて帰るそうで、その後子孫にその不幸が訪れると言われています。なんだかすごく恐ろしいお話ですが、タイで代々伝わるお話だそうです。お寺にお供えものを持って参じなかった私は、この話を聞いた時、あまりの恐ろしさに鳥肌が立ってしまいました。

カオソックへの旅

カオソックからプーケットへ今日、帰ってきました。今回はお客様とお友達になり、いつも以上に楽しい旅となりました。今回は雨季にも関わらず、2日間とも晴天に恵まれ、大満足の旅行となりました。
次回、カオソックでの旅のご報告をしようかと思います。今日は適度な運動のために、水泳の授業の後のようなけだるさの中、車に揺られてきたので、しっかり休息をとり、振り替えの明日のお休みはフルに楽しもう思います。

タイの空

昨日の仕事上がりは、この3日間パトンのジャングセイロン、(カトゥーになるのかしら?プーケットタウン郊外と言えばいいのかな。。。?にある)テスコロータス、ビッグC、セントラルフェスティバル(以下タイ人が呼ぶようにセンタンとします。)を仕事上必要となる旅行用の大きめのバッグを物色して廻った挙句に、決心してセントラルフェスティバルにお目当てのバッグとその時みつけた帽子を買いに行きました。
セントラルフェスティバルはなにもかもが現地に住む者としては高値だけど、旅行者用に販売しているもののクウォリティーが他と比べても私的には高いと信じてる。背伸びすれば買えない値段でもないし、他で妥協して買っても、人と同じ物だったり、すぐ壊れたりするくらいだったら、これはッと思ったものはセンタンで買うことにしてます。良く10%、20%のディスカウントをやってるし、昨日は10%オフに加えて、3日間だけのお買い物袋を利用しないお客様には更に5%オフ、合わせて15%オフだったから、少しだけだけど安くなったよ。店員さんもいい人みつけてこないだから顔なじみっぽくなってるから、気持ち良くお買い物できました。
お買い物後はルンルンで一人バイクで家路に。。。タイに来てからというもの空を見上げることが多くなった私は、バイクで走っているにも関わらず、いつもの様に空を見上げると、昨日の空は格別きれいだったな。薄い水色をベースに少しグレーがかった空、いろんな形をした雲が水墨画のように散らばってて、なんとも情緒ある風情でした。私はプーケットの空や山、海なんかの自然が大好きです。
明日からお仕事の関係で、プーケットから車で3時間のところにあるカオソックへ出掛けます。カオソックはとにかく美しい自然の残る場所で、仕事の関係で出掛けて行きますが、私的にはいつもリフレッシュして帰ってくるのが常です。