カオソックが国立公園として認可がおりるまで

最近、カオソックでのお仕事が続き、ブログ更新をかなりさぼってしまいました。
今日は少し、カオソック国立公園について話そうかと思います。
739平方キロメートルという広さのカオソック国立公園は1989年12月22日にタイで22番目の国立公園として認められました。タイでも最も美しい国立公園の一つに数えられ、その広大な敷地の中にはラチャプラパダムにより形成されたチャウラーン湖とともにクロンセーン野生動物保護区が含まれます。
セーン運河、イェー運河、スラタニ-県周辺地域にて行われたクラヤウッドプロジェクトの地形、空中調査により、県の森林課は1976年10月7日にこの地域を覆う多種多様な木々、植物、滝、小川、洞窟、野生動物の生息により、国立公園としての認可を受けるだけのものを有すとし、申請を行っております。この森林課により申請された国立公園としての認可の際、この地域にはゲリラ兵が居住していました。結果、この地域が国立公園としての認可は引き伸ばされ、調査が続けられ、2度目の調査は1978年2月27日に行われています。
カオソック国立公園はタイの国立公園として、森林、景観、崖、滝、洞窟、多種多様な木々、植物、その他今後の国の観光事業の利益となり、環境学習にも関わる野生動物の生息区域の保護が見送られたわけです。
森林課によりカオソック国立公園としての申請が行われ、認可が下りるわけですが、この地域にて盛んに行われていた森林業を国立公園としての認可を下ろすためには他の地域へ移動させる必要があり、最終的に国によりスラタニー県パノムへの移動の認可がおり、長い年月を経て、ついに1989年カオソックは正式に皇室新聞にて国立公園としての認可を受けることとなりました。